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【凱旋門賞2026回顧】◎ダリズ連覇。それでも高かったロンシャンの壁と、海外馬券の難しさ

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10月4日、パリロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞は、ダリズが連覇を達成しました。2着にベイシティローラー、3着にダイヤモンドネックレス。日本から挑んだアドマイヤテラは11着、メイショウタバルは14着に敗れました。 事前の最終予想 では、ダリズを◎に指名し、日本馬2頭は買い目から外しました。その判断は結果につながりましたが、2、3着馬を拾えず、公開した馬連5点・三連複7点は不的中。 勝ち馬を見抜くことと、馬券を当てること。その間にある難しさを、改めて感じた一戦でした。 ◎ダリズ|同じ舞台で力を出せる強み ダリズを本命にした理由は、前年の凱旋門賞と前哨戦のフォワ賞を勝った実績、そしてロンシャンへの対応力でした。 本番では直線で進路を探す場面がありながら、外へ出して鋭く伸び、先に抜け出したベイシティローラーを捕らえました。単に条件が合っただけではなく、難しい局面を乗り越えて勝ち切った内容に価値があります。 事前に重視した「この舞台で能力を発揮できる」という強みは、今回も確かでした。人気馬ではありましたが、本命の選択は素直に評価してよいと思います。 日本馬2頭|馬場が走りやすくても、壁は残った 今回の敗戦を「欧州の重い馬場が合わなかった」の一言で片づけるのは難しいでしょう。 武豊騎手は、メイショウタバルの状態や落ち着き、道中のリズムを評価していました。馬場についても、自身が騎乗した凱旋門賞の中では走りやすい部類だったとの見方。それでも直線では反応がなく、想像以上にスタミナやパワーを消耗していた可能性に触れています。 一方、アドマイヤテラ陣営は位置取りには手応えを感じながらも、流れが遅く、最後の速い脚を求められる競馬になった点を敗因に挙げました。 ここから感じるのは、 ロンシャンでは道中の負荷に耐えたうえで、勝負どころでもう一段加速する力が必要になる ということです。 日本で示してきた持久力や先行力が、そのまま同じ形で通用するとは限らない。馬場が乾けば日本馬に有利、と単純に考えられない難しさがありました。 ただし、今回の着順だけで2頭の能力全体を否定する必要もありません。帰国後は回復状態を見たうえで、それぞれが持ち味を出せる条件に戻ったときの走りを見直したいと思います。 海外馬券の難しさ|勝ち馬より、相手を拾う方が難しかった 今回、馬券の壁になったのは2、3着です。 ベイシ...

【毎日王冠・京都大賞典2026回顧】セイウンハーデスの勝負強さ、田口貫太騎手のうれしいJRA重賞初制覇

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10月4日の東京・京都では、秋の大舞台につながる二つのGⅡが行われました。毎日王冠はセイウンハーデスが接戦を制し、京都大賞典はエコロディノスが勝利。実績馬の底力と、新しいコンビの躍進が印象に残る一日でした。 毎日王冠|セイウンハーデス、東京1800mで光った勝負強さ セイウンハーデスが、逃げたホウオウビスケッツをハナ差で捕らえて優勝。3着にはレディネスが入り、古馬勢が上位を占めました。 予想で☆に挙げたセイウンハーデスは、東京1800mへの適性と先行力を発揮しました。前を射程に入れて運び、しぶとい逃げ馬を最後に捕まえる。着差こそわずかでも、位置取りと決め手を勝利につなげた、実績馬らしい一戦です。 ホウオウビスケッツも、勝ちに等しい粘りを見せました。岩田康誠騎手は落ち着きの良さを評価する一方、直線に入るところで外へ膨れた点を惜しんでいます。レディネスの3着、後方から追い上げたレイニングの4着も、今後につながる内容でした。 ◎ライヒスアドラーは5着、○リアライズシリウスは7着。ただ、前者には出遅れ、後者には休み明けらしい反応の鈍さがありました。この一戦で3歳勢の評価を決めてしまわず、次走でどんな変化を見せるかを楽しみにしたいところです。 京都大賞典|エコロディノスと田口貫太騎手、新しい扉を開く勝利 京都大賞典は、11番人気エコロディノスが好位から押し切りました。2着マイネルエンペラー、3着アクアヴァーナル。雨の稍重馬場で、前で運んだ馬の持続力が光りました。 田口貫太騎手は、馬のリズムを大切にし、向正面ではリラックスして走れたと振り返っています。人気にとらわれず、馬の持ち味を引き出した騎乗。エコロディノスも、重賞の舞台で長く脚を使える力を示しました。 そして、田口騎手はデビュー4年目でJRA重賞初制覇。「まだ重賞を勝っていなかったのか」と感じたのは、それだけ普段から存在感があったからでしょう。待望の初タイトルをGⅡでつかんだことを、素直に祝いたいと思います。 田口騎手、重賞初勝利おめでとうございます。 ◎アクアヴァーナルは、想定より後ろからの競馬となりながら3着。松山弘平騎手も、位置を取れなかった中で我慢できた点に成長を感じていました。勝ち切れなかったものの、今回も力を示した一頭です。 公開買い目は両レースとも不的中でしたが、勝ち馬たちの走りには、それぞれ納得できる強みが...

【10月3日・4日WIN5回顧】土曜42票、日曜6票|「勝ち切る馬」をつなぐ難しさ

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  10月最初のWIN5は、土日ともに難しい決着となりました。 開催日 勝ち馬の人気順 的中票数 払戻金 10月3日(土) 5→4→8→2→2番人気 42票 6,748,450円 10月4日(日) 4→1→8→11→5番人気 6票 75,123,310円 土曜は前半3レースが難所でした。ファムクラジューズ、アメリカンチケットに続き、白秋Sを8番人気フォーゲルが勝利。この時点で残ったのは1,510票。最後の2レースはともに2番人気が勝ちましたが、的中は42票に絞られました。 日曜はさらに波乱の展開。藤森Sでは1番人気ゼットエールが応えたものの、赤富士Sを8番人気クールブロン、京都大賞典を11番人気エコロディノスが制覇。毎日王冠を5番人気セイウンハーデスが勝ち、的中はわずか6票、払戻金は7,512万円台となりました。 改めて感じるのは、「好走できる馬」と「その日に勝ち切る馬」を見極める難しさです。安定して上位に来る力があっても、展開や位置取り、仕掛けのタイミングによって、最後のひと押しで上回る馬は変わります。WIN5では、その一頭を5レース続けて選ばなければなりません。 今回の結果から持ち帰りたいのは、人気薄を増やすことよりも、各馬の「どういう形なら勝てるか」を具体的に考える視点。先手を取って持ち味が生きる馬、流れが向けば決め手が届く馬。実績の比較に勝ち方のイメージを重ねて、次の週末につなげたいところです。

【10月4日新馬戦回顧】ブライトスクリプトが快勝、シルヴァノーブルも完勝|勝ち馬6頭の実力と血統

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好位から鮮やかに抜け出す馬、先頭で脚をためて突き放す馬、後方から一気に差し切る馬。2026年10月4日(日)、東京・京都の新馬戦では、勝ち馬それぞれの持ち味がよく表れました。 ブライトスクリプトが見せた競馬の上手さ。シルヴァノーブルの先行力と加速力。トロカアニマダ、ヴェントセラーレの末脚。そして、接戦を制したジョーティス。初戦で示した完成度と、これから見てみたい可能性を、走りと血統から振り返ります。 事前の注目馬や調教評価は、 10月4日(日)の新馬戦最終予想 をご覧ください。 10月4日・東京と京都の新馬戦結果 レース 条件 勝ち馬 時計 2着との差 京都3R ダート1400m ミホマル 1分25秒2 4馬身 東京3R ダート1600m ヴェントセラーレ 1分39秒9 4馬身 京都4R 芝1400m・牝 ブライトスクリプト 1分20秒5 2馬身 京都5R 芝2000m トロカアニマダ 2分01秒8 1馬身1/2 東京5R 芝2000m シルヴァノーブル 2分03秒9 3馬身1/2 東京6R 芝1600m・牝 ジョーティス 1分35秒6 ハナ 全6レースとも良馬場。時計・着差はJRA公式結果によるものです。 京都4R|ブライトスクリプト、速さと競馬の上手さを兼ね備えた初陣 芝1400mの牝馬戦は、池添謙一騎手のブライトスクリプトが2馬身差の快勝。5番手から上がり33秒8で抜け出し、1番人気に応えました。 評価したいのは、位置を取りながら終いの速さも発揮したことです。発馬はひと息だったと報じられていますが、その後は好位まで進み、直線で決め手を使いました。初めての実戦で立て直しが利き、追走と加速を両立できた点に、現時点での実戦能力の高さを感じます。 父サートゥルナーリア、母スピーチ、母の父Mr Speaker。母は米国のダートGⅠ勝ち馬ですが、本馬が初戦で示したのは芝での鋭い反応でした。母の実績から受ける力強さへの期待に、父の血統背景から連想する芝でのスピードが重なる配合です。 500kgの馬体も含めて、今後どのように走りが整っていくか楽しみな一頭。次は相手が強くなったときにも、今回のように好位で運び、ひと脚を使えるか。その期待を持って送り出せるデビュー戦でした。 東京5R|シルヴァノーブル、先頭から上がり最速の強さ 横山典弘騎手のシルヴァノーブルは、逃げて3馬身半差の...

【シリウスS回顧】13番人気ルシュヴァルドール激走で3連単69万の大波乱!上位人気総崩れの要因と秋ダート重賞展望

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 秋のダートハンデ重賞「第30回 シリウスステークス(GⅢ)」 が行われました。 結果はなんと、単勝13番人気の伏兵 ルシュヴァルドールが2着に激走!上位人気(1〜3番人気)がことごとく着外に沈む波乱の決着となり、 3連単は69万9,560円 という特大配当を叩き出しました。 勝利したのはハンデ58.5kgのトップハンデを背負った5番人気 ヴァルツァーシャル 。 今回は、波乱となったシリウスSのレース回顧と、ここから始まる秋のダート大一番(JBCクラシック・チャンピオンズC・東京大賞典)に向けた展望をじっくり紐解いていきます。 1. シリウスS レース回顧:なぜ上位人気は崩れ、伏兵が台頭したのか? ■ レース結果(上位) 1着:ヴァルツァーシャル (5番人気/牡7/58.5kg/斎藤新) 2着:ルシュヴァルドール (13番人気/牡5/57.0kg/坂井瑠星) 3着:マイノワール (7番人気/牡5/55.0kg/浜中俊) 4着:ハピ (12番人気/牡7/57.5kg/幸英明) 5着:ギュルヴィ (2番人気/牡4/57.0kg/武豊) 7着:ラムジェット (1番人気/牡5/59.0kg/三浦皇成) 10着:サイモンザナドゥ (3番人気/牡6/56.0kg/川田将雅) ■ 13番人気ルシュヴァルドールの激走を生んだ好騎乗 今回の波乱の主役となったのが、矢作厩舎&坂井瑠星騎手コンビの ルシュヴァルドール でした。 内目の枠からスッと好位のイン(3〜4番手)をキープ。道中は無駄な力を使わずロスのない立ち回りで手応え良く勝負所へ向かいました。直線では逃げ粘るダイシンピスケスらを交わして一度は完全に抜け出し、勝ちパターンへ。最後に勝ったヴァルツァーシャルの強襲に屈したものの、クビ差の2着に粘り切った走りは見事の一言です。 展開の恩恵があったとはいえ、57kgのハンデを背負って堂々と前々で押し切る競馬ができたのは、馬自身のポテンシャルと騎手の完璧な立ち回り(インの好位確保)が噛み合った結果でしょう。 ■ 上位人気(1〜3番人気)着外沈没の要因 ラムジェット(1番人気7着/59.0kg) トップハンデの 59kg という苛酷な斤量が大きく響いた形です。道中は後方待機から外を回して追い上げる形になりましたが、直線での伸び脚は不発。阪神ダ2000mの重いタフな馬場で59kgを...

【9月19日(土)〜22日(火)2歳新馬戦回顧】プルヴィナル、ミランダスマイル、キングリアらがデビュー勝ち

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  2026年9月19日(土) 中山4R 芝1200m 雨・良 16頭 シルバーノリダー 牡馬 6番人気 436kg 父:シルバーステート 母:アロハヌイロア(母父:キンシャサノキセキ) 所属:美浦・伊藤大士厩舎 鞍上:小林美駒 3コーナー手前で先手を奪うと、軽快なフットワークのまま直線でも後続を寄せつけず3馬身差の逃げ切り。勝ちタイム1分09秒6。調教で感じていた背中の良さをそのままレースに出せた内容で、1200m適性は高そうです。2着ゼーゲルン(3番人気・508kgの大型馬)は上がり最速級で追い込み、3着ニホンノヨアケゼヨも人気薄ながら健闘。1番人気ルナロマンティカは7着に終わりました。 中山5R 芝1800m 雨・良 12頭 プルヴィナル 牝馬 1番人気 464kg 父:モーリス 母:クルミナル(母父:ディープインパクト) 所属:美浦・栗田徹厩舎 鞍上:C.ルメール 母クルミナルは桜花賞2着・オークス3着の良血。好位追走から直線で抜け出し、2着レインボーフライトに1馬身差。勝ちタイム1分49秒6。スローの流れをうまく立ち回り、上がり34秒4の脚を使いました。2着レインボーフライトも最後まで食い下がり、次走以降も注目です。3番人気ルージュルフランは12着と大敗。 中山6R ダ1200m 雨・良 12頭 ユウライクスター 牡馬 1番人気 504kg 所属:栗東・森秀行厩舎 鞍上:C.ルメール ハナに立つと後続を離し、直線でも余裕の手応えで5馬身差。勝ちタイム1分11秒7。ルメール騎手は「楽勝でした」とコメントするほどの内容で、ダート短距離の即戦力候補です。2着イトウカカリチョウ、3着エクランレーヴは人気通りに掲示板を確保。 阪神5R 芝1200m 晴・良 10頭 インパルスドライブ 牡馬 1番人気 514kg 父:Kodiac 母:Rabwah(母父:Dark Angel) 所属:栗東・高橋亮厩舎 鞍上:北村友一 大型馬ながら好位から直線で抜け出し、上がり33秒8で押し切り。勝ちタイム1分09秒5。欧州血統らしいスピードと馬格が両立しています。2着ジャスパーレーブ、3着イルドボーテも終いの脚は悪くなく、この組は次走も要チェックです。 阪神6R ダ1800m 晴・良 11頭 アンドレバローズ 牡馬 1番人気 474kg 所属:栗東・清水久詞厩舎 鞍上:岩...

【神戸新聞杯2026回顧】二冠馬ロブチェンがハナ差で秋初戦をV 11番人気シートゥサミットが優先権、相手筆頭は不発

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2026年9月22日作成。馬券評価は確定成績・通過順・騎手談をもとにした筆者の見解です。 菊花賞トライアルの第74回神戸新聞杯(GII・阪神芝2400m外・良・曇・11頭)は、1番人気ロブチェンが直線の大外から脚を伸ばし、最内を突いた3番人気アルトラムスをハナ差で退けて優勝しました。勝ち時計は2分25秒9。さらに半馬身差の3着に11番人気シートゥサミットが入り、上位3頭が菊花賞の優先出走権を獲得しています。2番人気グリーンエナジーは8着、相手筆頭に据えたコンジェスタスは6着でした。 事前予想では◎ロブチェンを軸に、○コンジェスタス、▲グリーンエナジーを相手の中心に置きました。勝ち馬そのものはデータ通りでしたが、相手の序列は外れ、印外のシートゥサミットが3着に入る形です。 神戸新聞杯の結果と展開――前半を緩めて、残り800mから上がり勝負 着順 馬番 馬名 人気 時計 通過順 上がり3F 1着 1 ロブチェン 1 2:25.9 5-7-8-4 33.8 2着 4 アルトラムス 3 2:25.9 8-10-9-8 33.5 3着 8 シートゥサミット 11 2:26.0 10-8-1-1 34.1 4着 3 ゴーラッキー 5 2:26.0 1-1-2-2 34.1 5着 6 エムズビギン 8 2:26.0 11-11-11-8 33.6 6着 7 コンジェスタス 4 2:26.2 5-5-6-4 34.1 7着 2 エイシンインアウト 6 2:26.3 3-3-3-4 34.2 8着 9 グリーンエナジー 2 2:26.3 8-8-9-11 33.7 9着 5 カムアップローゼス 10 2:26.6 2-2-3-7 34.4 10着 11 ショウナンハヤナミ 7 2:26.8 7-5-5-3 34.8 11着 10 カフジエメンタール 9 2:27.0 3-3-6-8 34.6 成績: netkeiba確定結果 ハロンタイムは 12.6-11.7-13.0-12.8-11.8-12.8-12.8-12.5-11.9-11.2-1...

【紫苑S2026回顧】マスターソアラの勝因と秋華賞への展望|上位3頭・巻き返し候補を検証

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2026年9月6日作成。出走見通しは同日時点。馬券評価は確定成績・通過順・騎手談をもとにした筆者の見解です。 秋華賞への切符をつかんだのは、春のクラシックに出走していなかったマスターソアラだった。 重馬場の紫苑ステークスを差し切り、キャリア3戦目で重賞初制覇。2着サムシングスイート、3着ドリームコアまでが優先出走権を獲得した。 ただ、この着順をそのまま秋華賞の序列になるだろうか。今回の中山は雨の重馬場。本番は10月18日、京都芝2000mの内回りで行われる。馬場が回復すれば求められる速さも変わり、枠順や仕掛けのタイミングで評価が動く余地がある。 日程・コース・優先出走権:JRA秋華賞 現時点の注目点は3つ。 マスターソアラは折り合いを保って能力を出せるか。サムシングスイートは京都で加速を妨げられずに運べるか。ドリームコアは状態の上積みに加え、2000mへの不安を解消できるか。敗れた馬では、アストリルとファムクラジューズを次走の条件とセットで見直したい。 紫苑Sの結果と展開――重馬場でも最後まで脚を保つ競馬 着順 馬名 時計 通過順 上がり3F 1着 マスターソアラ 2:03.5 8-8-6-5 36.2秒 2着 サムシングスイート 2:03.6 9-8-9-7 36.1秒 3着 ドリームコア 2:03.8 4-4-5-3 36.7秒 4着 アストリル 2:04.0 9-8-9-7 36.5秒 5着 ジワタネホ 2:04.1 11-11-11-11 36.3秒 9月6日・中山芝2000m、雨・重。成績: netkeiba確定結果 前半1000mは61秒9、後半1000mは61秒6。最後の5ハロンも12秒3―12秒4―12秒3―12秒2―12秒4と大きくは緩んでいない。数字からは、直線の一瞬だけ速く走る競馬より、重い芝で一定の脚を保ち続ける力が問われたと考える。 後ろで脚をためた馬が上位に来たが、前半から暴走して先行馬が一斉に止まった、という単純な整理はできない。好位にいたドリームコアも3着を確保している。時計の遅さだけでレース水準を決めず、どこで脚を使い、どれだけ余力を残せたかを本番の検討に持ち込みたい。 ラップ・通過順 1着マスターソアラ――初の2000mで見せた対応力を評価 前走は2月のクイーンC4着。それまでの2戦はともに...

【アレキサンドライトC回顧】印5頭で1~5着独占。それでも買い目が当たらない

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2026年8月27日の船橋11R、アレキサンドライトカップ(準重賞)を振り返ります。 予想は正しかった。 選んだ5頭が、そのまま1着から5着までを占めた。 それなのに、買い目は取り逃した。 こういうレースが、いちばん未練を残します。見当違いなら諦めもつきます。しかし今回は、勝ち馬も相手候補も全部そこにいたのです。馬券だけが、いませんでした。 事前予想と実際の着順 事前の印 馬番・馬名 結果 ◎ ②アンジュルナ 1着 ○ ③ナリスナ 4着 ▲ ⑥トウキョーアンナ 2着 △ ④アップタウン 3着 △ ⑧ラップトップ 5着 結果は ②→⑥→④→③→⑧ 。印を打った5頭による掲示板独占です。 「予想は当たっていた」と言ってよいでしょう。むしろ、これ以上どう選べばいいのかと思うほどです。 そして、だからこそ悔しい。 ◎②アンジュルナは文句なしの完勝 1番人気の②アンジュルナは好スタートから先頭に立ち、道中も自分のリズムを崩しませんでした。4コーナーでも手応えには余裕があり、直線では後続を突き放して5馬身差の完勝。57キロを背負いながら、勝ち時計は1分51秒5でした。 関東オークス9着からの立て直し、相手関係、先行力を考えて本命にした判断は正解でした。ここは後から何を付け加える必要もありません。 本命は合っていた。問題は、その後ろでした。 ▲⑥と△④も来た。○③だけがクビ差4着 2着は5番人気の▲⑥トウキョーアンナ。前半は中団で脚をため、3コーナーから進出。先行した馬たちを直線でかわし、しっかり2着を確保しました。 3着は4番人気の△④アップタウン。②アンジュルナと③ナリスナを見る位置で運び、直線でも粘り強く脚を使いました。 そして○③ナリスナは4着。 ③と④の差は、わずかクビ。 このクビ差が、買い目の内側と外側を分けました。何度結果表を見ても着順は変わりません。レース映像を見直しても、もちろん変わりません。それでも「もう一度見れば③が残っているのではないか」と思ってしまう。未練とは、そういうものです...

【フリオーソレジェンドC回顧】リベイクフルシティが差し切りV|復活ダテノショウグン、9番人気フォーチュンテラーも好走

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2026年8月26日、船橋競馬場で行われた 第4回フリオーソレジェンドカップ(SIII・ダート1800m) を振り返ります。 優勝したのは4番人気の ⑤リベイクフルシティ 。後方待機から直線で力強く差し切り、勝ち時計は 1分53秒3 でした。2着には5番人気 ⑨ダテノショウグン 、3着には9番人気 ④フォーチュンテラー が入り、三連単は ⑤→⑨→④で11万5630円 。人気上位3頭が馬券圏外となる波乱の決着です。 このレースを読み解く鍵は、単に「後ろにいた馬が届いた」ということではありません。前半の速い流れ、最後の2ハロンで大きく落ちたラップ、そして各騎手が仕掛けたタイミングに、それぞれの好走理由が表れています。 レース結果 1着 ⑤リベイクフルシティ  1:53.3/上がり38.7/4番人気 2着 ⑨ダテノショウグン  1:53.6/1馬身1/2/上がり39.2/5番人気 3着 ④フォーチュンテラー  1:53.6/アタマ/上がり38.7/9番人気 ラップが示す「差し決着」 11.6-11.1-12.6-12.9-12.6-12.3-12.5-13.8-13.9 前半3ハロンは 35秒3 、前半5ハロンは 60秒8 。1800m戦としては序盤から締まった流れになり、最後の2ハロンは13秒8-13秒9まで減速しました。レース全体の上がり3ハロンが40秒2だったのに対し、リベイクフルシティとフォーチュンテラーは38秒7、ダテノショウグンも39秒2。上位3頭はいずれも、前で苦しくなった馬たちを大きく上回る末脚を使っています。 1コーナーでは、勝ったリベイクフルシティが10番手、ダテノショウグンが8番手、フォーチュンテラーは12番手。良馬場そのものが極端に差し有利だったというより、 前半の速さと終盤の消耗が、脚を残していた差し馬に向いた と見るのが自然でしょう。 1着 ⑤リベイクフルシティ――経験とローテーションが実を結ぶ リベイクフルシティ の通過順は10-9-10-8。道中は前を追いかけすぎず、直線で外から一気に伸びました。上がり38秒7はフォーチュンテラーと並ぶメンバー最速です。 今年は金盃2着、ブリリアントカップ優勝、大井記念5着と重賞路線で戦ってきました。今回は5月20日の大井記念以来、約3か月ぶり...

【穴馬的中】クローバー賞で推奨した門別馬エイシンウルトランが7番人気3着!

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 8月22日に札幌競馬場で行われた2歳オープン「クローバー賞」を振り返ります。 予想記事 では、過去の傾向からホッカイドウ競馬所属馬を軽視できないレースとして取り上げ、出走した門別勢6頭の中から⑫エイシンウルトランを穴馬候補に指名しました。 結果は、⑫エイシンウルトランが7番人気で3着。 勝った⑥ブルージェイ、2着⑦フレイコンに続いて馬券圏内へ入り、今年も門別所属馬がクローバー賞で存在感を示しました。 クローバー賞の結果 1着 ⑥ブルージェイ(2番人気) 2着 ⑦フレイコン(1番人気) 3着 ⑫エイシンウルトラン(7番人気・門別) エイシンウルトランの複勝は720円。 同馬が絡んだワイドは、⑥-⑫が2,370円、⑦-⑫が2,060円でした。 3連複⑥-⑦-⑫は5,940円、3連単⑥→⑦→⑫は25,930円の配当となっています。 ※予想記事では具体的な購入馬券を公開していないため、本記事では「馬券的中」ではなく「推奨した穴馬が3着」として振り返ります。 門別勢6頭からエイシンウルトランを指名 今年のクローバー賞には、ホッカイドウ競馬から次の6頭が出走しました。 エイシンウルトラン エンジェルボヌール コパノシチリア シアンディオ スターオブヴェイズ モンビスキュイ この中で、予想記事ではエイシンウルトランを「人気薄でも馬券に加えたい馬」として取り上げました。 門別のダート戦しか経験していない馬は、中央の芝レースでは人気になりにくい傾向があります。 しかし、2歳夏の段階では中央馬と地方馬の能力差がまだ明確ではありません。門別所属馬は中央馬より多くの実戦を経験している場合が多く、スタート、先行争い、馬群、輸送などの経験値が強みになります。 今年も、この考え方が結果につながりました。 後方から伸びて3着を確保 エイシンウルトランは、道中で後方寄りの位置を追走しました。 4コーナーでも前とは差がありましたが、直線では外からしっかり伸び、3着まで浮上。上がり3ハロンは35秒1で、勝ったブルージェイと2着フレイコンの35秒3を上回りました。 初めての芝、初めての札幌、長距離輸送という条件を考えると、内容のある3着です。 直線で前を走っていた人気馬を差し切った末脚からも、芝への適性を示したと評価できます。 今年も門別所属馬が馬券圏内 クローバー賞では、過去にも門別所...

【予想的中】WASJ第1戦は穴アスミルが1着!評価した3頭で1~3着決着

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 8月22日に札幌競馬場で行われた「2026ワールドオールスタージョッキーズ第1戦」を振り返ります。 今回は騎手の知名度や実績を一切考慮せず、馬の能力、近走内容、芝1200m適性、北海道の洋芝実績だけで予想しました。 結果は、穴馬として取り上げた⑨アスミルが1着。本命◎⑤ビービーエフォートが2着、☆⑩ミキノバカラが3着に入りました。 評価した3頭がそのまま1~3着を占める、非常にうれしい結果となりました。 WASJ第1戦の結果 1着 穴⑨アスミル 2着 ◎⑤ビービーエフォート 3着 ☆⑩ミキノバカラ 3連複 ⑤-⑨-⑩ 4,080円 3連単 ⑨→⑤→⑩ 19,530円 ※予想記事では具体的な買い目を掲載していないため、本記事では「馬券的中」ではなく「評価3頭で1~3着決着」として振り返ります。 穴アスミルが距離短縮で一変 勝ったのは、穴馬として取り上げた⑨アスミルでした。 アスミルは今回が初めての芝1200m。距離への対応は未知数でしたが、橘ステークス4着など、1400m前後ではメンバー上位の能力を示していました。 予想記事では、 「距離短縮によって折り合いを気にせず先行できれば、一変しても不思議ではない」 と評価しました。 実際のレースでも好位から流れに乗り、直線でしっかり抜け出して優勝。初の1200mにも対応し、距離短縮がプラスに働きました。 単勝1番人気になったため配当面での大穴ではありませんでしたが、予想段階で本命候補とは別に取り上げた馬が勝ち切ったことは大きな成果です。 ◎ビービーエフォートは2着 本命◎⑤ビービーエフォートは2着でした。 3月の中山芝1200mで連続好走しており、前走の東京芝1400mから1200mへ戻る今回は巻き返しが期待できると判断しました。 レースでは好位の一角から運び、直線でも最後までしっかり伸びました。勝ったアスミルには半馬身及びませんでしたが、軸馬として期待したとおりの安定した走りでした。 単勝3番人気で2着。芝1200mでの安定感を改めて示す結果だったと思います。 ☆ミキノバカラが6番人気で3着 ☆⑩ミキノバカラは6番人気で3着に入りました。 7月の小倉芝1200mでは18番人気ながら勝ち馬とタイム差なしの2着。前走の札幌・苫小牧特別でも0.3秒差の5着に入っていました。 近走の芝1200mで安定していたことに...