【札幌競馬】8月22日「クローバー賞」予想|人気薄の門別所属馬を狙いたい理由

 8月22日(土)、札幌9Rで行われる「クローバー賞」を予想します(レース回顧はこちら)。




クローバー賞は2歳オープン、芝1500mの一戦。今年はJRA所属馬8頭に対し、ホッカイドウ競馬から6頭が参戦する予定です。

中央の芝レースを勝ってきた馬が人気を集めそうですが、このレースで地方所属馬を「ダートしか走っていない」という理由だけで切るのは危険です。

過去には人気薄のホッカイドウ競馬所属馬が何度も馬券に絡み、高配当を演出しています。

今年も地方馬を1頭、馬券に加えてみたいレースです。

クローバー賞は地方所属馬が侮れない

近年のクローバー賞では、次の地方所属馬が3着以内に入りました。

馬名所属人気着順
2017年ダブルシャープ北海道6番人気1着
2022年ジョリダム北海道8番人気1着
2023年カイコウ北海道7番人気2着
2025年トーアサジタリウス北海道7番人気2着
2025年トリスティ北海道9番人気3着

2017年のダブルシャープは、後に重賞を3勝するタワーオブロンドンを破って優勝。単勝6番人気でした。netkeiba

2022年には芝初挑戦だった8番人気ジョリダムが逃げ切り勝ち。門別のダート戦しか経験していなかった馬が、1番人気イコサンをハナ差退けました。JRA公式結果

さらに2023年は7番人気カイコウが2着。2025年には7番人気トーアサジタリウスと9番人気トリスティがそろって馬券圏内に入り、3連単は34万8,530円まで跳ね上がっています。2025年JRA公式結果

これは偶然とは言い切れません。

クローバー賞に出走するJRA所属馬の多くは、まだ新馬戦や未勝利戦を勝ったばかり。地方所属馬との間に、古馬ほど明確な能力差ができていない時期です。

一方、門別所属馬はすでに複数回の実戦を経験し、先行争いや馬群、輸送などを経験しています。芝適性さえあれば、経験値でJRA所属馬との差を埋められる余地があります。

今年の地方所属馬

今年は次の6頭がホッカイドウ競馬から出走予定です。

  • エイシンウルトラン
  • エンジェルボヌール
  • コパノシチリア
  • シアンディオ
  • スターオブヴェイズ
  • モンビスキュイ

この中で、人気薄でも馬券に加えたいのがエイシンウルトランです。

穴馬候補・エイシンウルトラン

エイシンウルトランは門別で4戦2勝、2着1回。

6月17日のデビュー戦では、1100mを1分07秒8で走り、2着ベラジオパッションに1秒6差をつける圧勝でした。

1700mに延長した次走こそ6着に敗れましたが、1200mに戻した7月21日のJRA認定競走では、コパノシチリアを0秒2差で退けて優勝。前走のサッポロクラシックカップでもカズドリームから0秒2差の2着に入りました。JRA公式出馬表

最大の課題は、初めてとなる芝と1500mです。

父トランセンドはダート色が濃く、血統だけを見れば芝替わりを強調できるタイプではありません。1700m戦で崩れていることから、1500mへの距離延長にも不安があります。

それでも、門別で見せているスピードと実戦経験は魅力です。

芝初挑戦だったジョリダムが8番人気で勝ったように、2歳夏の段階では「芝未経験=芝が合わない」とは断定できません。むしろ、未知の芝適性を理由に人気が下がるなら、馬券的には狙う価値が出てきます。

先行力を生かして好位の内を確保できれば、3着に残る可能性はあると判断しました。

もう一頭ならスターオブヴェイズ

さらに大穴として押さえたいのがスターオブヴェイズです。

前走はエイシンウルトランから0秒8差の5着。門別での実績だけなら、地方馬の上位とは評価しにくい馬です。

しかし父は、香港ヴァーズを連覇したグローリーヴェイズ。今回の地方所属馬の中では、芝1500mへの血統的な期待を持ちやすい存在です。

前走では後方から上がり37秒9を記録しており、前に行く馬が多くなって流れれば、芝替わりで差し脚が生きる可能性があります。

米川昇厩舎は、2017年にダブルシャープでこのレースを制した実績があります。鞍上も当時ダブルシャープに騎乗していた石川倭騎手です。

能力比較では強気になれませんが、「芝替わりで大きく変わる地方馬」という狙いなら面白い一頭です。

本命はウィエダンド

◎はウィエダンドとします。

8月9日の札幌芝1500m新馬戦を1分29秒2で逃げ切り。後続に0秒3差をつけ、同じ舞台で結果を残していることは大きな強みです。

今回は相手が強化されますが、クローバー賞と同じ札幌芝1500mを経験済み。スタートから先手を取り、最後まで止まらなかった内容も評価できます。

地方馬を狙う記事ではありますが、すべてを穴馬だけで組み立てる必要はありません。

軸はコース適性が明確なウィエダンド。そこから人気薄の地方馬へ流すのが、最も現実的な狙い方だと考えました。

対抗はブルージェイ

○ブルージェイも札幌芝1500mの新馬戦を勝っています。

稍重馬場で1分30秒4。序盤から先頭に立ち、直線では後続を0秒5突き放しました。

時計ではウィエダンドに見劣りますが、馬場状態の違いがあるため単純比較はできません。シスキン産駒らしいスピードがあり、展開の主導権を握る可能性もあります。

ウィエダンドとブルージェイがともに前へ行けば、地方馬はその直後の好位、または差しに回る形になりそうです。

単穴はフレイコン

▲フレイコンは函館芝1200mの新馬戦を1分09秒3で逃げ切り、2着に1秒3差をつけました。

相手関係の評価は必要ですが、初戦としては非常にインパクトのある勝ち方でした。

父Blue Pointは欧州のスプリントG1を複数勝った快速馬。1500mへの距離延長が課題になるため、今回は本命ではなく単穴評価とします。

現時点の印は次の通りです。

◎ウィエダンド
○ブルージェイ
▲フレイコン
☆エイシンウルトラン
△ラードンチェイス
△チカバリエンテ
穴スターオブヴェイズ

地方所属馬の中では、実績を重視してエイシンウルトランを上位評価。芝適性による大幅な変わり身を期待するなら、スターオブヴェイズまで押さえます。

買い目案

馬番確定前のため、馬名で記載します。

ワイド

  • ウィエダンド-エイシンウルトラン
  • ブルージェイ-エイシンウルトラン
  • ウィエダンド-スターオブヴェイズ

まず狙いたいのは、JRAの有力馬と地方馬を組み合わせたワイドです。

3連複フォーメーション

1列目
ウィエダンド

2列目
ブルージェイ
フレイコン
ラードンチェイス

3列目
ブルージェイ
フレイコン
ラードンチェイス
チカバリエンテ
エイシンウルトラン
スターオブヴェイズ

人気薄の地方馬は、原則として3列目に配置します。

エイシンウルトランの気配と芝の走りが良ければ、2列目への引き上げも検討します。

まとめ

クローバー賞は、地方所属馬だからという理由だけで評価を落とすべきレースではありません。

2017年には6番人気ダブルシャープ、2022年には8番人気ジョリダムが優勝。2023年は7番人気カイコウが2着となり、2025年には7番人気と9番人気の地方馬が同時に馬券へ絡みました。

今年の狙いはエイシンウルトランです。

芝と1500mは未知ですが、門別で示したスピードと安定感は今回のメンバーでも通用する可能性があります。

本命ウィエダンドを軸に、人気薄の地方所属馬を絡めて高配当を狙います。

※印と買い目は枠順・当日の馬場状態・オッズを確認して最終決定します。馬券の購入は無理のない範囲でお楽しみください。

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