【2026年菊花賞】想定出走馬と近況|三冠を狙うロブチェンと長距離戦で浮上する有力候補
10月25日(日)、京都競馬場で3歳クラシック最終戦「菊花賞」が行われます。
今年の最大の注目は、皐月賞と日本ダービーを制したロブチェンです。
菊花賞も勝てば、2020年のコントレイル以来となるクラシック三冠を達成します。
一方、日本ダービー3着のバステール、4着のゴーイントゥスカイに加え、夏の長距離戦で結果を残したナリタエスペランサなども菊花賞路線へ進む可能性があります。
今回は2026年8月22日時点の情報をもとに、菊花賞へ出走してきそうな有力馬と近況を紹介します。
※出走馬、騎手、ローテーションは未確定です。セントライト記念、神戸新聞杯、日本海ステークスなどの結果によって、想定メンバーは大きく変わる可能性があります。
2026年菊花賞の概要
- 開催日:2026年10月25日(日)
- 競馬場:京都競馬場
- 距離:芝3000m
- 条件:3歳牡馬・牝馬
- 格付け:GⅠ
京都芝3000mは、向正面の上り坂からスタートして外回りコースを約1周半します。
距離への適性だけでなく、折り合い、位置取り、坂の上り下り、勝負どころで長く脚を使う持続力が問われる舞台です。
セントライト記念と神戸新聞杯の上位3頭には、菊花賞の優先出走権が与えられます。
ロブチェン
現時点の中心候補はロブチェンです。
2025年のホープフルステークスを勝つと、2026年は皐月賞、日本ダービーも制覇。現在、クラシック三冠に王手をかけています。
日本ダービーでは中団からレースを進め、直線でパントルナイーフとの接戦を制しました。勝ち時計2分22秒7で、東京芝2400mへの対応力と勝負強さを示しています。
父ワールドプレミアは2019年の菊花賞馬。血統面からも3000mへの対応を期待できる材料があります。
秋は松山弘平騎手とのコンビで神戸新聞杯から始動し、その後に菊花賞へ向かう予定です。
最大のポイントは、3000mでも折り合いを保てるかどうか。
春の二冠では完成度の高さが目立ちましたが、菊花賞ではこれまで以上にスタミナと騎手との呼吸が重要になります。
それでも、実績と安定感では現時点で一歩リードしています。
バステール
日本ダービー3着のバステールも、有力なライバル候補です。
春は弥生賞ディープインパクト記念を勝利。日本ダービーでは18番手から一気に位置を上げ、早めに先頭へ並びかける積極的な競馬で3着に入りました。
後方から長く脚を使った内容は、距離が延びる菊花賞でも注目できます。
秋は川田将雅騎手とのコンビを継続し、セントライト記念から始動する予定です。
父キタサンブラックは菊花賞を制し、古馬になってからも長距離GⅠで活躍しました。
折り合いをつけて脚を温存できれば、ロブチェンの三冠を阻止する有力候補になりそうです。
ゴーイントゥスカイ
日本ダービー4着のゴーイントゥスカイも軽視できません。
春は東京芝2400mの青葉賞を制覇。続く日本ダービーでは後方から上がり最速の32秒8を使い、3着バステールとハナ差の4着まで追い込みました。
青葉賞と日本ダービーで連続して2400mを好走しており、スタミナと末脚は世代上位です。
秋はセントライト記念へ向かう予定とされています。
菊花賞では後方からでは届かない可能性もあるため、京都の下り坂を利用して早めに動けるかがポイントになります。
3000mで折り合いがつけば、ロブチェンに迫る可能性を持った一頭です。
グリーンエナジー
グリーンエナジーは2026年の京成杯勝ち馬です。
中山芝2000mの京成杯では、好位から抜け出して重賞初制覇。皐月賞は6着、日本ダービーは16着でした。
日本ダービーでは結果が出ませんでしたが、春のクラシックを経験したことは秋へ向けてプラスになります。
秋は戸崎圭太騎手とのコンビで神戸新聞杯へ向かう予定です。
京成杯で見せた立ち回りの上手さがあるため、神戸新聞杯で折り合いと距離への対応を示せれば、菊花賞でも巻き返しが期待できます。
コンジェスタス
コンジェスタスは京都新聞杯の勝ち馬です。
日本ダービーでは6番人気に支持されましたが9着。それでも勝ったロブチェンとの差は0秒4で、着順ほど大きく負けていません。
京都新聞杯を勝っているため、京都コースの経験がある点は強みです。
秋は神戸新聞杯から菊花賞へ向かう予定。
日本ダービーでは中団から大きく崩れなかった一方、最後に伸び切れませんでした。夏を越してスタミナと持続力が強化されていれば、菊花賞での巻き返しが考えられます。
アスクエジンバラ
アスクエジンバラは日本ダービーで10着。
着順だけでは目立ちませんが、勝ったロブチェンとの差は0秒5でした。
道中で力む場面がありながら最後まで大きく失速しておらず、折り合いが改善されれば着順を上げられる可能性があります。
秋の目標は菊花賞で、始動戦にはセントライト記念が検討されています。
3000mでは、能力以上に折り合いが重要です。前哨戦で力まずに走れるかを確認したい馬です。
アウダーシア
日本ダービーでは後方から追い込み、11着でした。
上がり3ハロンは33秒2。ゴーイントゥスカイに次ぐ水準の末脚を使っており、展開が向かなかった面もあります。
秋はセントライト記念と神戸新聞杯の両方を視野に入れて調整されています。
春は結果を残せませんでしたが、後方で折り合える点は距離延長でプラスになる可能性があります。
トライアルで前との距離を詰められれば、菊花賞の穴候補として注目したい一頭です。
チャリングクロス
夏の上がり馬で注目したいのがチャリングクロスです。
2025年の日本ダービー馬クロワデュノールの全弟で、父はキタサンブラック。
6月の町田特別では東京芝2400mを勝ち、通算3勝目を挙げました。
次走は8月30日の日本海ステークス。古馬相手の3勝クラスですが、ここを勝てば賞金面でも菊花賞出走へ大きく前進します。
過去の菊花賞では、日本海ステークスを勝って本番でも好走した馬が出ています。
春のクラシックには出走していませんが、距離実績と血統から注目したい新興勢力です。
ナリタエスペランサ
長距離適性で注目したいのがナリタエスペランサです。
6月の阪神芝2000mで1勝クラスを勝つと、中1週で出走した小倉芝2600mの帆柱山特別も逃げ切り。古馬を相手に2着へ0秒5差をつけました。
芝2600mで勝っている点は、他の想定出走馬にはない大きな実績です。
父キタサンブラックという血統も菊花賞向き。前へ行って自分のリズムを作れる脚質も魅力です。
陣営は菊花賞を選択肢に入れており、出走してくれば春のクラシック組とは異なる路線からの穴候補になります。
サガルマータ
サガルマータは、セレクトセールで5億2000万円の価格がついたコントレイル産駒です。
春はクラシックへ間に合いませんでしたが、6月の阪神芝2000mで1勝クラスを勝利。キャリアを重ねながら徐々に力をつけています。
次走は8月30日の熊野特別。芝2200mの2勝クラスを勝って賞金を加算し、菊花賞へ向かうことが目標です。
現時点では賞金面で確実に出走できる立場ではありません。
熊野特別の内容次第ですが、長い距離で結果を残すようなら、秋の上がり馬として注目度が高まりそうです。
パントルナイーフは今後の動向待ち
日本ダービーでロブチェンとアタマ差の2着に入ったパントルナイーフは、能力だけなら菊花賞でも有力候補です。
ただし、現時点では秋の具体的なローテーションが確認できていません。
東京芝2400mでロブチェンと互角に戦った実力は評価できますが、菊花賞へ出走するかどうかを含め、今後の発表を待ちたいところです。
現時点の有力候補整理
中心候補
- ロブチェン
- バステール
- ゴーイントゥスカイ
神戸新聞杯で確認したい馬
- グリーンエナジー
- コンジェスタス
- アウダーシア
セントライト記念で確認したい馬
- バステール
- ゴーイントゥスカイ
- アスクエジンバラ
夏の上がり馬
- チャリングクロス
- ナリタエスペランサ
- サガルマータ
現時点の中心は、皐月賞と日本ダービーを制したロブチェンです。
父が菊花賞馬ワールドプレミアで、2400mの日本ダービーでも折り合って勝利しているため、3000mへの不安は他馬より小さいと考えます。
ライバル候補は、日本ダービー3着のバステールと4着のゴーイントゥスカイ。
穴候補では、すでに古馬相手の芝2600mを勝っているナリタエスペランサに注目します。
春の実績馬と夏の上がり馬が初めて本格的にぶつかる、セントライト記念と神戸新聞杯の結果を確認してから、菊花賞の評価を改めて組み直したいと思います。
※秋のG1シリーズの注目馬。スプリンターズSはこちら。秋華賞はこちら。

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