【2026年スプリンターズS】想定出走馬と近況|サトノレーヴ、スターアニス、ママコチャなど有力候補を紹介
2026年9月27日、中山競馬場で秋の短距離王決定戦「スプリンターズステークス」が行われます。
今年は高松宮記念を連覇したサトノレーヴを中心に、桜花賞馬スターアニス、復活を期すママコチャ、夏の重賞を制したピューロマジックやフロムダスクなど、多彩な顔ぶれが集まりそうです。
さらに香港からファストネットワークが予備登録。世代、路線、国を越えたスプリント決戦になる可能性があります。
今回は2026年8月21日時点の情報をもとに、出走してきそうな有力馬と近況を紹介します。
※出走馬は未確定です。8月23日のキーンランドC、9月6日のセントウルSを経て、メンバーや評価が大きく変わる可能性があります。
2026年スプリンターズS概要
- 開催日:2026年9月27日
- 競馬場:中山競馬場
- 距離:芝1200m
- 条件:3歳以上
- フルゲート:16頭
JRAが示す主な前哨戦は、高松宮記念、函館スプリントS、北九州記念、アイビスサマーダッシュ、CBC賞、キーンランドC、セントウルSです。JRAスプリンターズS特集
サトノレーヴ
現時点で中心候補に挙げたいのはサトノレーヴです。
3月の高松宮記念では、直線で外から鋭く伸び、2着レッドモンレーヴに2馬身差をつけて優勝。勝ち時計1分06秒3はコースレコードに0.1秒まで迫る好時計で、高松宮記念連覇を達成しました。JRA・高松宮記念結果
続く香港のチェアマンズスプリントプライズでは、世界的スプリンターのカーインライジングに4馬身4分の1差をつけられたものの2着。日本馬同士の比較では、依然として最上位に位置する存在です。JRA・チェアマンズスプリントプライズ結果
次走は8月22日の英国シティオブヨークSが予定されています。海外遠征から中山へ向かう場合は、状態と帰国後の調整過程が最大の確認ポイントになります。
スターアニス
最大の注目を集めそうな新勢力が、3歳牝馬スターアニスです。
2025年の阪神ジュベナイルフィリーズ、2026年の桜花賞を制した世代トップクラスの牝馬。オークスでは1番人気に支持されましたが、距離への対応に苦しんで12着に敗れました。
陣営はその内容を踏まえ、短距離路線への転向を決断。秋初戦としてスプリンターズSへ直行する予定です。現在はノーザンファームしがらきで調整されています。スプリンターズS参戦情報
芝1200mへの出走は、2025年7月の小倉未勝利戦を勝って以来。古馬一線級との初対戦、1200mの速い流れ、急坂のある中山への対応が焦点になります。
実績と未知の魅力を併せ持つ、今年のスプリンターズSを面白くする存在です。
ママコチャ
2023年のスプリンターズS覇者ママコチャも、王座奪還を目指します。
2026年春はダート1400mのさきたま杯に挑戦して5着。今回は本来の芝1200mへ戻し、9月6日のセントウルSからスプリンターズSへ向かう予定です。
セントウルSでは武豊騎手とのコンビが継続。すでに栗東トレセンへ帰厩しており、池江調教師は爪の状態が安定し、放牧先でも乗り込めたと説明しています。ママコチャの次走情報
7歳牝馬となりましたが、暑い時期に調子を上げやすいタイプ。セントウルSでどこまで反応とスピードが戻っているかが鍵になります。
ピューロマジック
夏の短距離路線で最も強烈な印象を残したのがピューロマジックです。
6月の函館スプリントSを制し、8月のアイビスサマーダッシュも勝利。新潟芝1000mでは53秒5の好時計で後続に3馬身差をつけました。2026年の短距離重賞をすでに2勝しています。JRA・2026年重賞勝ち馬一覧
高松宮記念では13着でしたが、夏を迎えて本来のスピードが戻ってきました。
課題は、中山芝1200mで最後まで粘れるかどうか。アイビスサマーダッシュのように自分のリズムで飛ばせれば怖い一方、前半から競られた場合の対応力が問われます。
フロムダスク
夏に急浮上した穴候補がフロムダスクです。
8月9日のCBC賞では12番人気ながら優勝。好位3番手から押し切り、1分06秒5という非常に速い時計を記録しました。JRA・CBC賞結果
55キロのハンデを生かした面はありますが、速い流れを前で追走して押し切った内容には価値があります。
中山芝1200mでも先行力は武器になります。CBC賞が一度限りの激走なのか、それとも本格化の証しなのか。次走の内容によって評価が大きく変わる一頭です。
レイピア
安定感ならレイピアを軽視できません。
春はシルクロードS2着、オーシャンS2着、高松宮記念5着。さらに函館スプリントS3着、CBC賞2着と、今年の芝短距離重賞で安定して上位争いを続けています。
CBC賞では57.5キロを背負いながら、勝ったフロムダスクに次ぐ2着。1分06秒9で走っており、時計勝負への対応力も示しました。CBC賞上位結果
勝ち切れない競馬は続いていますが、大崩れしにくい点は魅力。相手なりに走れるタイプで、スプリンターズSでも連下候補になりそうです。
レッドモンレーヴ
レッドモンレーヴは、高松宮記念で15番人気ながら2着に入った実力馬です。
従来は1400~1600mを中心に使われていましたが、初めての芝1200mで適性を発揮。後方から鋭く追い込み、サトノレーヴに次ぐ着順を確保しました。
中山芝1200mは直線が短いため、後方一辺倒では届かない危険もあります。それでも、高松宮記念で見せた末脚を再現できれば有力候補です。
今後のローテーションと鞍上を含め、続報を待ちたい一頭です。
パンジャタワー
パンジャタワーは、2025年のNHKマイルC覇者。2026年春の高松宮記念では先行して4着争いに加わり、安田記念でも5着に入りました。
8月23日のキーンランドCから秋を始動する予定です。海外遠征後という点や、春ほどの状態に戻っているかが注目されます。
能力そのものは上位ですが、1200mでは道中の位置取りが重要。キーンランドCで短距離の流れに対応し、最後まで脚を使えるようなら、本番でも中心候補へ浮上します。
ウインカーネリアン
2025年のスプリンターズS覇者ウインカーネリアンも、連覇を狙う可能性があります。
2026年の高松宮記念では3着。9歳となった現在も、GⅠレベルの先行力とスピードを維持しています。
次走は8月23日のキーンランドC。前年以上に順調との厩舎・騎手コメントも出ており、ここで健在ぶりを示せれば本番でも無視できません。キーンランドC出走予定馬
中山で結果を残している経験値は大きな武器。年齢だけで評価を落とすのは危険です。
エーティーマクフィ
エーティーマクフィは、2025年京阪杯の勝ち馬です。
2026年春のシルクロードS、高松宮記念ではともに8着でしたが、レース中の接触もあり、着順だけで評価を下げる必要はありません。
前走の函館スプリントSでは2着。開幕週の流れのなか、中団から差を詰めました。
8月23日のキーンランドCを予定。差しが届きにくい条件でも上位へ来られれば、スプリンターズSへ向けて評価を上げたい存在です。キーンランドC展望
フリッカージャブ
フリッカージャブは、7月の北九州記念を制した夏の上がり馬です。
北九州記念では小倉芝1200mを1分08秒0で走破。先行力を生かしてジェニファーの追撃をクビ差で退けました。JRA・北九州記念結果
勢いは魅力ですが、北九州記念はハンデ戦。本番では定量となり、サトノレーヴなどのGⅠ馬と同じ条件で戦うことになります。
中山の急坂と前半の激しい先行争いを乗り越えられるかが課題です。
ファストネットワーク
海外馬で注目したいのが、香港所属のファストネットワークです。
香港では20戦7勝。チェアマンズスプリントプライズでは、カーインライジング、サトノレーヴに続く争いのなかで4着に入りました。
スプリンターズSへ予備登録し、9月6日のセントウルSへ出走するため8月25日に来日する予定。鞍上はレーン騎手が予定されています。ファストネットワーク来日情報
阪神で日本の馬場や競馬に対応できるかを確認してから中山へ向かうローテーション。セントウルSの走り次第では一気に有力候補へ浮上します。
キーンランドC組から加わりそうな馬
8月23日のキーンランドCには、パンジャタワー、ウインカーネリアン、エーティーマクフィのほか、次のような馬も出走します。
- ナムラクララ
- ロジケープ
- サウンドモリアーナ
- ルシード
- ロードフォアエース
- カルプスペルシュ
キーンランドCはスプリンターズSへ直結する重要な前哨戦です。ここで重賞初制覇を飾る馬や、強い内容で上位に入る馬が現れれば、本番の想定メンバーに加わってくるでしょう。
現時点の有力候補整理
中心候補
- サトノレーヴ
- スターアニス
- ママコチャ
夏の上昇馬
- ピューロマジック
- フロムダスク
- レイピア
- フリッカージャブ
前哨戦で確認したい馬
- パンジャタワー
- ウインカーネリアン
- エーティーマクフィ
- レッドモンレーヴ
海外馬
- ファストネットワーク
現時点では、高松宮記念連覇のサトノレーヴが実績面で一歩リードしています。
ただし、桜花賞馬スターアニスの短距離転向、夏に連勝したピューロマジック、復活を目指すママコチャ、香港から参戦するファストネットワークなど、今年は勢力図を変える材料が豊富です。
キーンランドCとセントウルSの結果を受け、改めて本番の想定順位を組み直したいと思います。
※秋のG1シリーズの注目馬。秋華賞はこちら。菊花賞はこちら。

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