【すずらん賞2026展望】来週も門別馬が一角崩し!ルアシュエルとラビリンスティアラは頭まで
8月29日(土)、札幌競馬場で行われるすずらん賞。芝1200mの2歳オープンに、中央馬7頭、門別馬6頭の計13頭が登録している。
今年の主役は中央の新馬・未勝利勝ち馬だけではない。門別から乗り込むルアシュエルとラビリンスティアラは、相手候補ではなく1着候補。さらに、着順だけで人気を落とすならスハッチェを大穴で狙いたい。
先週に続いて門別馬が馬券を壊す
8月22日のクローバー賞では、門別のエイシンウルトランが単勝60.4倍、7番人気で3着。後方から上がり35秒1を使い、中央の上位人気馬に割って入った。クローバー賞結果
さらに昨年のすずらん賞も、門別所属のビッグカレンルーフが5番人気で勝利。石川倭騎手が後方から差し切り、門別馬ミスターバッドガイも11番人気で4着まで追い上げている。JRA・2025年すずらん賞結果
札幌の洋芝は、中央の芝経験だけで決まる舞台ではない。門別で鍛えられたパワー、実戦経験、完成度がそのまま武器になる。
◎ルアシュエル――芝替わりで最も上昇しそうな門別馬
本命はルアシュエル。
前走の門別ダート1200mでは、3番手から抜け出して1分15秒1。2着に3馬身差をつけた。逃げなくても競馬ができた点が大きく、キャリアを重ねながらレース内容が良化している。前走結果
注目したいのは血統だ。父シュウジ、母の父ロードカナロアという配合は、明らかに芝の短距離向き。これまでの門別ダートは能力で対応してきた可能性があり、札幌芝1200mへの変更がマイナスとは思えない。
芝の追走スピードに対応できれば、直線で粘り込むだけでなく、好位から抜け出す形まで期待できる。今回の門別勢で、芝替わりによる上昇幅が最も大きそうな馬だ。
○ラビリンスティアラ――芝適性より実戦力を買う
対抗はラビリンスティアラ。こちらも1着まである。
門別1200mで2勝を挙げ、サッポロクラシックカップ、フルールカップとH3重賞で連続3着。前走フルールカップは518キロの大型馬ながら3番手を追走し、消耗戦になっても最後まで順位を落とさなかった。フルールカップ結果
父サブノジュニア、母の父スマートファルコンで、血統だけならダート色が濃い。ルアシュエルのように「芝替わり歓迎」とまでは言えない。
それでも、2歳夏のこの条件では完成度と経験値が重要。前へ行けるスピード、大型馬らしいパワー、重賞で崩れない勝負根性は中央馬相手でも通用する。
中9日の短い間隔だけに当日の馬体は確認したいが、好位で力まず運べれば、そのまま押し切る場面があっていい。遠征予定では、昨年の勝利騎手でもある石川倭騎手が騎乗予定だ。ホッカイドウ競馬・遠征馬情報
☆スハッチェ――前走7着は度外視できる
大穴はスハッチェ。
前走のリリーカップは、勝ち馬セルアウトクラウドが1分を切る時計で逃げ切ったスピード競馬。スハッチェは9番手のまま直線へ向き、1分02秒2の7着に終わった。
しかし上がりは36秒4。勝ち馬の36秒2とわずか0秒2差で、後方から最低限の脚は使っている。1000m戦で9番手では届かないのが当然で、この着順だけを能力差と判断する必要はない。リリーカップ結果
父タニノフランケルはフランケル×ウオッカ、母の父はジャスタウェイ。3頭の中でも、芝への血統的な裏付けは非常に強い。
デビュー戦は門別1000mを1分01秒9で勝利。前走で消極的な位置取りになったからといって、スピードそのものがないわけではない。距離が1200mへ延び、芝で追走が楽になれば一変する余地がある。
人気薄でこそ拾いたい、典型的な条件替わりの穴馬だ。
中央馬で警戒したいのはタイフーンナイン
中央勢ではタイフーンナインが強敵。札幌芝1200mの前走を3馬身半差で勝ち、3戦すべて2着以内と安定している。
小倉芝1200mの新馬戦を逃げ切ったウインガラハッド、同じく小倉の新馬勝ちワールドエンジェル、札幌芝1200mを勝っているヌーンベルクも圏内。門別のトラデスカンティアも2連勝中で軽視できない。すずらん賞登録馬
ただし、今年の中央勢に現時点で抜けた存在はいない。新馬・未勝利勝ち直後の馬が中心なら、重賞を経験してきた門別勢にも十分な勝機がある。
現時点の暫定印
| 印 | 馬名 | 評価 |
|---|---|---|
| ◎ | ルアシュエル | 芝向き血統と前走の成長 |
| ○ | ラビリンスティアラ | 重賞実績。1着まで |
| ▲ | タイフーンナイン | 札幌1200mで安定 |
| ☆ | スハッチェ | 前走度外視の芝替わり |
| △ | ウインガラハッド | 短距離の先行力 |
| △ | ワールドエンジェル | 新馬戦の内容良好 |
| △ | ヌーンベルク | 札幌コース勝ち |
| 注 | トラデスカンティア | 門別2連勝中 |
買い方の方向性
本線はルアシュエルとラビリンスティアラを1着欄に置く。
- 単勝:◎ルアシュエル、○ラビリンスティアラ
- 馬単:◎○→▲△
- 3連系:◎○を軸に☆スハッチェを組み込む
- スハッチェが極端な人気薄なら、単勝も少額押さえる
門別馬は「3着なら」という扱いでは足りない。ルアシュエルは芝替わり、ラビリンスティアラは実戦力で頭まで。そして着順だけで売れないスハッチェが、芝で最大の配当要員になる。

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