【週刊競馬ニュース】9月28日〜10月4日|田口貫太騎手の初タイトル、ダリズ連覇、新星ヴァルカモニカ
秋の東京・京都開催が始まり、国内外で大きなレースが行われた一週間。京都では田口貫太騎手が待望のJRA重賞初制覇を飾り、東京ではセイウンハーデスが接戦を制しました。
フランスではダリズが凱旋門賞を連覇。一方で、将来が楽しみな2歳馬のデビューと、長くターフを沸かせたベテランの登録抹消も伝えられました。
9月28日から10月4日までの主な話題を振り返ります。
京都大賞典|田口貫太騎手、エコロディノスでJRA重賞初制覇
10月4日の京都大賞典は、11番人気エコロディノスが勝利。道中は2番手で運び、芝2400mを2分24秒0で走り切りました。2着はマイネルエンペラー、3着はアクアヴァーナルでした。
鞍上の田口貫太騎手にとって、これがうれしいJRA重賞初勝利。父で笠松の田口輝彦調教師からも祝福が寄せられました。
「まだ重賞を勝っていなかったのか」と感じた方もいるのではないでしょうか。それだけ普段のレースで存在感を示してきた騎手だったと思います。
人気薄の馬とつかんだ初タイトルがGⅡというのも印象的です。田口騎手、重賞初勝利おめでとうございます。
毎日王冠|セイウンハーデスがハナ差の勝利、古馬勢が上位へ
同日の東京では、毎日王冠を5番人気セイウンハーデスが制しました。逃げたホウオウビスケッツをハナ差で捕らえ、3着にはレディネス。勝ちタイムは1分45秒5でした。
3歳勢も注目を集めましたが、ライヒスアドラーは5着、リアライズシリウスは7着、アドマイヤクワッズは17着。今回は古馬勢が上位を占める結果になりました。
セイウンハーデスの勝負強さと、ホウオウビスケッツの粘りが際立った一戦です。一方、3歳勢については、この結果だけで世代全体の評価を決めず、次走の条件や状態の変化まで見ていきたいところです。
凱旋門賞|ダリズが連覇、日本馬には再びロンシャンの壁
10月4日の凱旋門賞は、ダリズが連覇を達成しました。2着ベイシティローラー、3着ダイヤモンドネックレス。日本のアドマイヤテラは11着、メイショウタバルは14着でした。
日本馬の敗戦は、単に「重い馬場が合わなかった」とは片づけにくいものでした。武豊騎手は馬場を走りやすいコンディションと評価しながら、メイショウタバルが直線で反応できなかった点に言及。アドマイヤテラ陣営からは、遅い流れからの瞬発力勝負になったことが課題として挙がっています。
道中の負荷に耐える力と、最後にもう一段加速する力。その両方を現地の条件で発揮する難しさを感じました。
当ブログの予想では◎ダリズが勝ったものの、2、3着馬を拾えず公開買い目は不的中。本命選びと相手選びを分けて振り返る必要のある結果でした。
2歳戦|ヴァルカモニカが7馬身差のデビュー勝ち
新馬戦で目を引いたのは、10月3日の東京5R・芝1800mを勝ったヴァルカモニカです。
ルメール騎手を背に2番手から抜け出すと、2着ヒシホライゾンに7馬身差。勝ちタイムは1分46秒5でした。父はエピファネイア、母はリナーテという血統の牝馬です。
大きな着差に加え、前で流れに乗ってから後続を突き放した内容も魅力です。ただし、デビュー戦の時計や着差だけで将来の勢力図まで決めつける必要はありません。
次走では相手強化への対応に加え、気持ちの落ち着きや折り合いにも注目。秋の2歳戦を追いかけるうえで、名前を覚えておきたい一頭になりました。
エヒトが登録抹消|七夕賞、小倉記念を制したベテランに感謝
9月30日、エヒトの競走馬登録抹消がJRAから発表されました。2022年の七夕賞、2023年の小倉記念を勝ち、JRAでは37戦6勝。今後は北海道日高町の白井牧場で繋養される予定です。
新しい才能が登場する一方で、長く見慣れた名前が出馬表から姿を消すのも競馬の秋です。夏の重賞戦線で見せた走りを思い出しながら、まずは「お疲れさま」と伝えたいと思います。
次週へ|大井ではダートグレード競走が3日連続
次週の大井では、10月6日にレディスプレリュード、7日にジャパンダートクラシック、8日に東京盃が予定されています。ジャパンダートクラシックは10月4日に出走表が確定しました。
牝馬、中距離の3歳馬、短距離馬と、異なる路線の有力馬が集まる3日間。芝の秋競馬とあわせて、ダート路線も見逃せません。


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