スプリンターズS2026登録馬展望|21頭の出走順位と当ブログの注目馬

2026年スプリンターズSの登録21頭と注目馬を紹介。中心候補はフリッカージャブ。秋の芝コースを走る競走馬のイメージ。

秋のスプリント王決定戦、スプリンターズステークスが9月27日(日)、中山芝1200mで行われます。特別登録は21頭。出走できるのは16頭で、まずは出走枠を巡る動きにも注目です。

連覇を狙うウインカーネリアン、2024年の覇者ルガル、2023年の覇者ママコチャ。そこへ前哨戦を制したフリッカージャブとサウンドモリアーナ、桜花賞馬スターアニスらが加わります。実績馬の再戴冠か、新勢力の台頭か。顔ぶれだけでも楽しみな一戦になりました。

当ブログが登録段階で中心に考えたいのはフリッカージャブ。そして、セントウルSの着順からもう一歩踏み込んで見直したいのがママコチャです。今回は前哨戦の結果と斤量の変化、中山への舞台替わりを軸に、有力馬を整理していきます。

※2026年9月14日作成。登録馬・出走順位・予定斤量は登録時点の資料に基づきます。枠順、最終的な出走馬、馬場状態、追い切りを反映する前の展望で、最終予想の印ではありません。

登録21頭と出走順位――現状のボーダーはブラックチャリス

優先出走権を持つのは、キーンランドCを勝ったサウンドモリアーナと、セントウルSを勝ったフリッカージャブ。以下は、登録時の出走馬決定賞金順です。表の数字は馬番ではありません。

区分・賞金順馬名性齢斤量決定賞金(万円)
優先出走サウンドモリアーナ牝456kg―
優先出走フリッカージャブ牡458kg―
1ウインカーネリアン牡958kg41,100
2ルガル牡658kg37,600
3スターアニス牝354kg31,750
4ママコチャ牝756kg23,050
5パンジャタワー牡458kg19,150
6ワールズエンド牡558kg19,100
7レッドモンレーヴ牡758kg17,950
8ピューロマジック牝556kg17,650
9ジューンブレア牝556kg14,200
10レイピア牡458kg9,700
11エーティーマクフィ牡758kg9,300
12ペアポルックス牡558kg9,100
13アイサンサン牝456kg7,700
14ブラックチャリス牝354kg7,200
15・除外対象フロムダスク牡658kg7,050
16・除外対象ヨシノイースター牡858kg6,600
17・除外対象クラスペディア牡458kg5,400
18同額・除外対象タマモイカロス牡356kg4,000
18同額・除外対象リリージョワ牝354kg4,000

優先出走の2頭に賞金順上位14頭を加えると、現状ではブラックチャリスまでが出走圏内。フロムダスク以下の5頭は、上位馬の回避などによる繰り上がり待ちです。タマモイカロスとリリージョワは同額として扱い、両馬間の優先順位はここでは決めていません。

除外対象では、セントウルS4着のクラスペディアが気になる存在。前哨戦で一定の結果を残しても、出走できるかは別の問題です。まずは出走馬確定まで動向を追いたいところです。

当ブログの中心候補はフリッカージャブ

セントウルSでは2番手から押し切り、ピューロマジックに1馬身差をつけて優勝。北九州記念に続く重賞連勝で、秋の主役候補として名乗りを上げました。

評価したいのは、先頭に立たなくても勝てた点です。今回も先行争いが焦点になるなか、前の馬を見ながら運べることは組み立ての幅につながります。登録段階で軸候補を一頭挙げるなら、この馬から考えたいと思います。

ただし、セントウルSの57kgから本番は58kg。相手関係も強化されます。先行馬の外を回らされる枠や、前半から追い通しになる展開なら評価は調整が必要です。「前哨戦を勝ったからそのまま」ではなく、同じように余力を残して直線へ向けるかを確認します。

逆転候補として見直したいママコチャ

セントウルSは6番手から3着。2023年のスプリンターズS覇者で、今回の舞台で結果を残した実績があります。

当ブログとして注目したいのは、前哨戦からの斤量の変化です。ママコチャはセントウルSも本番も56kg。一方、フリッカージャブとピューロマジックは1kgずつ増えます。前走より相対的な斤量条件がよくなる点は、着順を見直す材料になります。

さらに、先行勢が互いを意識して早めに動く展開になれば、その後ろで運べる馬に出番が生まれます。斤量だけで逆転を決めつけることはできませんが、枠と馬場がかみ合えば、フリッカージャブとの差を詰める候補として重視したい一頭です。

ピューロマジックは、評価と展開予想の両方で重要

セントウルSは逃げて2着。フリッカージャブに交わされても粘り込み、持ち味を示しました。

本番で知りたいのは、ハナを取り切るまでにどれだけ脚を使うかです。内外の並びと他馬の出方次第で、同じ逃げでも負担は変わります。自身の馬券評価に加え、この馬の運びがフリッカージャブやママコチャの評価にもつながるため、枠順発表後に必ず見直したい存在です。

前哨戦の成績:JRA・2026年セントウルS。重賞連勝の確認:netkeiba・セントウルS結果。

関連記事:当ブログのセントウルS回顧

サウンドモリアーナ――前哨戦勝ちと中山実績を評価

キーンランドCを勝ち、優先出走権を獲得したサウンドモリアーナ。春には中山芝1200mの船橋Sも勝っており、札幌だけで結果を出してきた馬ではありません。

当ブログとしては、この中山実績を評価に加えたいところです。GⅠでは相手も流れも変わりますが、同じ舞台を勝っている点は検討の足場になります。

一方で、キーンランドCの55kgから本番は56kg。勝利の勢いと斤量増は分けて考えたいところです。前走のように前の馬を見ながら無理なく運べるなら、上位候補に残します。

出典:JRA・サウンドモリアーナ競走成績。

ウインカーネリアンとパンジャタワーも着順だけで下げない

昨年の覇者ウインカーネリアンは、キーンランドCで59kgを背負って3着。本番は58kgとなり、サウンドモリアーナとの斤量差は前走の4kgから2kgへ縮まります。9歳という年齢だけで線を引かず、前走からの条件変化を丁寧に評価したい一頭です。

パンジャタワーはキーンランドC2着。本番も58kgで、こちらも勝ち馬との斤量差が1kg縮まります。今年の高松宮記念でも4着に入っており、1200mのGⅠで戦える裏付けがあります。前走で敗れたことだけを理由に、評価を大きく落とす必要はないと考えます。

出典:JRA・2026年キーンランドC、JRA・2026年高松宮記念。

スターアニス――54kgと1200m勝ちの経験をどう見るか

阪神JFと桜花賞を制したスターアニスも登録。前走オークスは12着でしたが、今回は2400mから1200mへ大きく条件が変わります。

見落としたくないのは、2歳時に小倉芝1200mの未勝利戦を勝っていること。今回が初めての1200mではありません。3歳牝馬の54kgも魅力で、能力を発揮できれば古馬勢を脅かす可能性があります。

ただし、2歳未勝利と古馬混合のスプリントGⅠでは、求められる追走力が違います。距離経験はプラス材料としつつ、休み明けの仕上がりと速い流れへの対応を確認してから評価を固めたいところです。

出典:JRA・スターアニス競走成績。

ルガル、ジューンブレア、ワールズエンドにも目を向けたい

ルガルは2024年の勝ち馬、ジューンブレアは昨年の2着馬。同じコースのGⅠで好走した経験は、比較材料として残しておきたいところです。前哨戦で目立った馬だけに視線を向けず、近況と仕上がりを確認して評価します。

安田記念2着のワールズエンドは、マイルで示した能力を1200mでどう発揮するかが焦点。格の高さに加え、短い距離の流れに乗れるかを見極めたい一頭です。エーティーマクフィ、レイピア、ペアポルックスなども含め、枠順と馬場から浮上する馬がいないか、最終予想まで検討を続けます。

出典:JRA・スプリンターズS過去の成績、netkeiba・9月9日時点の想定記事。

スプリンターズS2026の注目3頭。中心候補フリッカージャブは先行力、逆転候補ママコチャは中山実績と斤量条件、ピューロマジックは先行争いと枠順に注目。登録段階の評価。

登録段階の結論――中心はフリッカージャブ、逆転ならママコチャ

当ブログの現時点の整理は、次の通りです。

  • 中心候補:フリッカージャブ――前の馬を見ながら勝てたセントウルSの内容を評価。
  • 逆転候補:ママコチャ――中山GⅠ実績と、前哨戦からの相対的な斤量条件に注目。
  • 展開の鍵:ピューロマジック――先頭へ立つまでの負担と先行勢の並びを確認。
  • 前哨戦勝ちを評価:サウンドモリアーナ――中山芝1200mの勝利経験も材料。
  • 引き続き有力:ウインカーネリアン、パンジャタワー――キーンランドCからの斤量差の変化を考慮。
  • 評価の上げ幅を残す:スターアニス――54kgと距離経験に魅力。仕上がりと追走力を確認。

セントウルS組とキーンランドC組では競馬場も馬場も違うため、勝ち時計の数字をそのまま能力順にはできません。前哨戦の着順を出発点に、斤量、位置取り、相手関係、そして中山での走りやすさを重ねて考えます。

今は注目馬を絞り込む段階。出走馬と枠順が決まったところで、追い切りと当週の馬場を加え、最終的な◎○▲と買い目につなげていきます。

登録一覧・出走馬決定賞金:2026年スプリンターズS特別登録資料(21頭、出走可能16頭)。レース条件:JRA・2026年スプリンターズS。登録・回避情報は出走馬確定まで変更される場合があります。

 


参考になるページ
中山競馬場の借り柵(A・B・Cコース)や各距離の特徴は、こちらで解説しています。

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